「命つきるときまでサッカーを楽しみなさい」。サッカーJリーグ1部(J1)ヴィッセル神戸のおそらく最高齢サポーター、107歳の竹本繁野さんの言葉が染みる。「敬老の日」(19日)に合わせ、人生の先輩からのエールを集めた横断幕が、ヴィッセルのクラブハウスに飾られた。応援メッセージをつづったのは地元福祉施設の利用者たち。普段は支えられる機会が多い高齢者たちが、支える側に回って「推し活」真っ最中だ。(山本哲志)
きっかけは、「Be supporters!(サポーターになろう)」というJリーグとサントリーウエルネス(東京)の協働プロジェクト。新型コロナウイルス禍で孤立しがちな福祉施設の高齢者や認知症の人を社会とつなげようと2020年末に始まり、ヴィッセル、川崎フロンターレ、カターレ富山、レノファ山口の4クラブが中心となって取り組んでいる。
神戸では本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)の近隣3施設が参加し、イチオシ選手を決めて定期的に観戦会を開いている。「高齢者総合福祉施設オリンピア兵庫」(同)で暮らす服部千恵子さん(86)は元スペイン代表アンドレス・イニエスタ選手(38)が好きで、思いを伝えたいとスペイン語の勉強を始めた。
「普段は忘れてしまうことも、ユニホームを着たり手拍子したりすると印象深い様子。笑顔も多くなった」と同施設の介護福祉士稲田麻里さん(40)は驚く。職員たちも利用者とのコミュニケーションツールが増えて喜んでいるという。
プロジェクト立ち上げ人の一人でもあるサントリーウエルネスの沖中直人社長(55)=兵庫県赤穂市出身=は「サッカーの応援を通じてシニアの人たちがさまざまな人や地域とつながり、思いを共有していく好循環を、さらに広げていきたい」と話している。
選手へのエールも活動の一環だ。「シュート入れなさい」といったストレートな言葉から、「ムリはいかんよ」「サッカーも人生も楽しんだ者が勝つ」と豊富な経験がにじみ出る処世訓まで。横断幕を埋めた3施設150のメッセージはどれも味わい深い。
ところで、現在のヴィッセルは下位に沈み、J2降格の危機にひんしている。横断幕にはトミさん(82)からのこんな言葉がある。
「苦しい時こそ仲間を信じて前に進め」
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