中央学院大・橋本、打てる捕手目指す　加古川中部中出身「長く野球を」　ドラフト、ヤクルト育成１位

　７人きょうだいの長男。兵庫県加古川市立野口小１年で野球を始めた時から、家族を支えるためにプロ野球選手になるのが夢だった。ヤクルトの育成１位で指名された橋本は「早く支配下選手になって１軍で活躍したい」と誓いを立てた。 関連ニュース 大阪ガス・河野「２桁勝って新人王」　加古川市出身、最速１５１キロの即戦力右腕　ドラフト広島５位 中央学院大・橋本、ヤクルトの育成１位　加古川中部中出身の捕手　プロ野球ドラフト会議 飾磨工高・岡植「早くマウンドに」　広畑中軟式出身、憧れは千賀　ドラフト、ソフトバンク育成５位

　力強い打撃が自慢の捕手だ。加古川中部中時代は硬式チームの兵庫播磨リトルシニアに所属し、大阪・興国高から中央学院大へ。正捕手の座をつかんだのは４年生だったが、春のリーグ戦でいきなり打率３割超、本塁打２本の活躍でプロへの道が開けた。
　社会人の誘いを断り待っていた指名。目標は打てる捕手で「長く野球を続けたい」と意気込んだ。（今福寛子）