チューリップの次はヒマワリ 但東を彩る50万本

2021/08/09 05:30

黄色の大輪がじゅうたんのように広がるヒマワリ畑=たんとう花公園

 兵庫県豊岡市但東町畑山の「たんとう花公園」で、約50万本のヒマワリが咲き誇る「2021たんとうひまわりまつり」が開かれている。なだらかな斜面を、高さ約1メートルの黄色の花がじゅうたんのように彩り、来場者の目を楽しませている。16日まで。 関連ニュース 38万本の大輪が満開 小野・ひまわりの丘公園前 【動画】見上げれば満開の花畑 能勢電鉄「おひさま電車」 風鈴もチリン、チリン ケシ栽培していいの? 「あへん法」と六甲山の青いケシ

 但東シルクロード観光協会が休耕田を活用した夏の風物詩として2001年から続ける。春の「チューリップまつり」と同じ土地でチューリップが咲き終わった6月以降に種をまいた。
 今年は南側から順に開花が進んでいる。来週中ごろには計約120アールの畑全体が大輪の花に埋め尽くされるという。
 神戸市から夫婦で訪れた会社員男性(26)は「まぶしいくらいの黄色が夏の雰囲気を引き立てている」と話し、スマホのカメラで写真に収めていた。ヒマワリは手のひらほどのサイズで自由に持ち帰ることができる。
 入場料は500円(中学生以下無料)。午前9時~午後4時。会場ではホワイトコーンのもぎ取りもできる(1本300円)。天候などにより終了日が早まることもある。同協会0796・54・0500
(末吉佳希)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ