約38万本のヒマワリが、兵庫県小野市浄谷町のひまわりの丘公園南側の畑約2・5ヘクタールで満開になった。畑一面を埋め尽くす背の高い花々を目当てに、市内外から多くの観光客が訪れている。
地元住民の有志たちが、大きな花が咲く「ハイブリッドサンフラワー」の種をまき、酷暑の中で水やりなどを地道に続け、成長を見守ってきた。
同市は、新型コロナウイルスの感染対策のため、マスクの着用や、飛沫(ひまつ)の拡散に気を付ける「せきエチケット」などの徹底を呼び掛けている。
この日も、マスク姿の親子連れやカップルたちが、スマホなどを片手に夏本番の風景を撮影していた。
神戸市北区の大学生(21)は「初めて来ましたが、花の多さと美しさに感動しました。また訪れたいと思います」と目を細めていた。
27日から8月1日まで、ヒマワリの切り花をプレゼントする。はさみなどの持参が必要。同市産業創造課TEL0794・63・1928
(杉山雅崇)