能勢電鉄(兵庫県川西市)が、ヒマワリの造花や風鈴を車両内に飾り付けた「おひさま電車」を運行している。座席から見上げると天井に満開の花畑が広がり、電車が揺れるたび「チリン、チリン」と涼しげな音が夏の風情を演出する。8月下旬まで。
4両編成のうち、2、3号車に風鈴100個と造花3千個をつり下げた。風鈴にはヒマワリの絵のほか、「ひまわりに負けない笑顔でくらす日々」などのメッセージが書かれた短冊が付けられている。
同電鉄の広報担当者は「コロナ禍が続いているが、太陽を向くヒマワリのように、上を向いて頑張ろうという思いを込めた」と話している。(斎藤雅志)









