医療従事者に感謝込め 地元住民らが草刈り 県立丹波医療センター

2021/09/12 05:30

植え込みの雑草を刈る参加者ら=県立丹波医療センター

 新型コロナウイルスに対応する医療従事者に感謝の気持ちを伝えようと、地元住民らが11日、兵庫県立丹波医療センター(丹波市氷上町石生)で草刈りをした。 関連ニュース 感染不安受け臨時休校の高砂市立小 14日に再開 明石市で新型コロナ27人感染 市男性職員1人が陽性判明 まるで「極楽浄土」 背後から夕日浴び輝く阿弥陀三尊立像 国宝浄土寺

 住民らによる草刈りは2005年、同センター前身の旧県立柏原病院で始まった。同センター開院後は20年に再開され、年2回程度行われている。
 この日は、地元住民や自治協議会の役員、同センターの職員や市立看護専門学校の学生ら約250人が参加。午前7時半から、草刈り機や鎌などで、植え込みの雑草を取り除いた。
 市自治会長会の大野亮祐会長(64)は「住民が協力する意識を持って、地域医療を守っていきたい」と話していた。(川村岳也)

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