2021/03/06 05:30
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兵庫県の但馬と播磨の国境に位置した神崎郡には、赤松氏が但馬の山名氏との戦に備えて設けたとみられる小さな山城が点在する。専門家によると、北を向いたり南を向いたりと改変されたような遺構があり、激しい攻防の名残と考えることもできるという。一部は羽柴秀吉が但馬攻めに向けて生野街道を押さえるために利用したと伝わるなど、戦略上重要な地域だったことをうかがわせる。(井上太郎)
戦況で改修重ねた痕跡
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