職住一体、自分らしく/変わる不動産の「物差し」
新型コロナウイルスで、私たちの暮らしや働き方は、かつてないほどの変化を迫られた。外出自粛を機にテレワークの便利さを実感し、自宅での過ごし方を見つめ直した人は多い。阪神・淡路大震災、東日本大震災。大きな災害のたび、物心両面で価値観の変換が叫ばれ、変わったこともあれば、しばらくたつと元に戻ったこともあった。コロナウイルスと折り合いをつけながら、この後、どんな変化が訪れるのだろう。「アフターコロナの住まい予想図」という投稿がネットで話題になった京都市の岸本千佳さん(34)は、職住一体、職住近接を提唱する不動産プランナーだ。岸本さん、住まいはこれからどうなりますか。(竹内 章)
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