播磨地域に数多く残る山城跡の魅力や歴史に触れる、播磨学研究所の特別講座「播磨の山城」(神戸新聞社など後援)の第2回講座が19日、兵庫県姫路市西延末の市文化センターで開かれた。宍粟市教育委員会の堀寛之学芸員(30)が講師となり、同市山崎町にある長水(ちょうずい)城跡の歩みや、赤松氏の一族で、戦国時代に一帯を支配した宇野氏について解説した。
長水城跡は山崎町の中央部、長水山の山頂の尾根に広がる。周囲の斜面が険しいことなどから「守りやすく、攻められにくい典型的な山城」という。西播磨県民局が認定し、PRする「山城イレブン」の一つにも選ばれた。
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