【写真上】WBOアジア・パシフィック・ミドル級タイトルマッチを戦い終え、笑顔で赤コーナーに戻る王者の野中(右)=7月23日、エディオンアリーナ大阪
■完勝
チャンピオンの野中悠樹(43)が、13歳下の挑戦者越川孝紀(30)を翻弄(ほんろう)している。
7月23日、大阪で開催された世界ボクシング機構(WBO)アジア・パシフィック・ミドル級タイトルマッチ。野中の2度目の防衛戦である。
第6ラウンド、野中がフェイントを交えて左フックを放つ。試合に向けて準備してきたパンチだ。踏み込みがやや甘く、仕留め損ねる。勝負に出たのだろうか。
残り文字数 766 文字 記事全文 1023 文字