ロボットスーツで歩行訓練/自在に動く筋電義手生かす
健常者スポーツとはひと味違う躍動感や奥深さのあるプレーで人々を魅了するパラリンピック・アスリートの活躍は、装具や義足など専用器具の進歩抜きには語れない。競技用に限らず、身体障害者の生活やリハビリを支える技術は日進月歩とされる。兵庫県立総合リハビリテーションセンター所長の陳隆明さん(61)はロボット分野に着目し、医療現場で最先端テクノロジーを積極的に取り入れてきた。陳さんにこれまでの取り組みと、これからの可能性を聞いた。(岩崎昂志)
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