深ヨミ

医療福祉センターきずな院長 常石秀市さん
「医療的ケア児」を支えるには?

2022/07/31 11:50

常石秀市さん(つねいし・しゅういち)1961年丹波市出身。神戸大医学部卒業後、同大学付属病院小児科やベルギーの病院などで勤務。小児神経が専門。2007年、医療福祉センターきずなの開設に伴い、院長に就任。

患者に必要な支援つなぐ/目指すは「オーダーメード」


 病気や障害などで、人工呼吸器やたんの吸引などのケアが日常的に必要な「医療的ケア児」を支援する法律が昨年、施行された。在宅での生活を支える家族の負担を減らし、子どもの教育機会の保障を目指す。県内でも6月、在宅ケアや通園、通学の相談、自治体との調整をワンストップで担う「兵庫県医療的ケア児支援センター」がオープンした。運営を担う「医療福祉センターきずな」(加西市若井町)の常石秀市院長に、現状やセンターが目指す支援のあり方について聞いた。(岩崎昂志)


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