患者に必要な支援つなぐ/目指すは「オーダーメード」
病気や障害などで、人工呼吸器やたんの吸引などのケアが日常的に必要な「医療的ケア児」を支援する法律が昨年、施行された。在宅での生活を支える家族の負担を減らし、子どもの教育機会の保障を目指す。県内でも6月、在宅ケアや通園、通学の相談、自治体との調整をワンストップで担う「兵庫県医療的ケア児支援センター」がオープンした。運営を担う「医療福祉センターきずな」(加西市若井町)の常石秀市院長に、現状やセンターが目指す支援のあり方について聞いた。(岩崎昂志)
残り文字数 2561 文字 記事全文 2809 文字