神戸市会政活費問題 「一切、お金とか、そんなんは触らんでよかった」梅田幸広市議一問一答

2015/09/15 22:57

 梅田幸広市議 2011年度幹事長、10、12年度経理責任者(現在は別会派) 関連ニュース 尼崎市議会「維新の会」政活費 市民団体が市長に返還求め提訴 神戸で新たに35人感染 新型コロナ 土曜の人出、宣言解除前より減少 感染再拡大への警戒感か 神戸市中心部

 -幹事長や経理責任者として会派の収支をどう確認していたか。
 「常日頃、何をやってるかと言われたら、やっていないのが現実だ」
 「ありがたいことに幹事長もさせてもらったが、一切、お金とか、そんなんは触らんでよかった。幹事長いうても名前だけで、3人がほとんど決めていた」
 -3人というのは。
 「大野議員、浜崎議員、岡島議員。私もいろいろ肩書をもらったが、本当にあて職で。お金の話とかなんやいうのはタブーで、『おまえ、かまわんでええ』という感じだった」
 -裏帳簿についてはいつ知ったか。
 「新聞に出て知った。家で読んでびっくりした。(裏帳簿は)一切見たこともなかったし、コピーなども持っていない」
 -裏帳簿などには、1月5日に600万円の支出があり、所属議員1人当たり50万円が配られた記録がある。
 「もらってない。50万円をもらったとしたら、よう覚えてる」
 -3月下旬に「陣中見舞い」を受け取った記憶は。
 「(団長だった)浜崎議員からいただいたような気がする。確か、名前を書いていない白封筒で、100万円だった。『助かるな』と思った」
 -受け取った陣中見舞いについて、領収書を切っていない。
 「政治献金、例えば5千円、1万円持ってこられたら、領収書を書かないでしょう。酒を持ってこられたりしても、領収書を書かない。それと同じようなイメージがあったから、何も思わなかった」

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