神戸市会政活費問題 「陣中見舞い」と聞いた 山口由美市議一問一答
2015/09/19 08:25
山口由美市議 (現在は別会派)
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-裏金の収支が記された“裏帳簿”などには、今年1月5日に600万円の支出があり、所属議員1人当たり50万円が配られた記録がある。
「場所は定かでないが、封筒に入ったお金を政務調査員の方から受け取った」
-その場にいたのは山口議員一人だけか。
「記憶がない」
-市議選前の今年3月下旬に「陣中見舞い」を受け取った状況を。
「議員総会の席で、(当時の団長の)浜崎為司議員から封筒で手渡されたと記憶しているが、中身を確認していないので金額は分からない」
「確か『陣中見舞い』という言葉があったので、選挙の資金だろうと解釈した」
-陣中見舞いを返した経緯は。
「家に帰って、少し中を見たらたくさんお金が入っていた。お金のかからない選挙活動をしているので、不必要だと思い、翌日、団長にお返しした」
「そういえば過去に同じようなものをいただいたなあと思い出し、1月の封筒と一緒に返した」
-選挙にいくらかかるか分からないのに、それでも不必要だと思ったのか。
「本当に余裕がない時期だったので、不必要ということだけで返した」
-会派では、誰が出入金の中心だったのか。
「あまり意識したことはない」
-裏金作りに誰がかかわったと思うか。
「大野一議員も含めてだが、そんなことができる方がいるとは全く思っていなかった」 -検討会で事情を聴いた関係者の証言が食い違っている。
「私自身も真実がよく分からないので、傍聴することによって分かるかと思っていたが、聞けば聞くほどよく分からなくなった」