赤穂大石神社
選定:土井 友美さん
地元の歴史を知るには、地元の神社を訪問するに限ります。旅する際は、私も必ず立ち寄ります。
そして赤穂市といえば忠臣蔵、四十七義士。境内には浅野家、大石家由来の宝物等貴重な資料が保管されている義士史料館があり、元禄の世界にタイムスリップしたような気分が味わえます。現代では大願成就のパワースポットとして知られていますが、日本人であれば誰でも一度は耳にしたことのある忠臣蔵の世界に“あえて”浸っていただきたいです。
赤穂大石神社
| 住所 | 兵庫県赤穂市上仮屋131-7 |
|---|---|
| お問い合わせ | 0791-42-2054 |
大避神社
選定:土井 友美さん
秦河勝(はたのかわかつ)は、飛鳥時代前半に聖徳太子に仕えた古代氏族でしたが、聖徳太子の死後、蘇我入鹿の乱を避けて海路で坂越に漂着し、千種川の開拓を進めるなど赤穂と密接な関係にあったのち、坂越の地で没したと伝えられています。この秦河勝を祀るのが大避神社です。
神門からの眺めは圧巻で、フォトフレームのようです。神門をキャンバスに見立てて、瀬戸内のブルーを楽しんでいただきたいです。好天の日に訪れた際には、香川県までくっきりと見えました。
大避神社
| 住所 | 兵庫県赤穂市坂越1299 |
|---|---|
| お問い合わせ | 0791-48-8136 |
奥藤商事
選定:野中 香映さん
奥藤家は、かつて金融業や廻船業を営み、塩廻船では赤穂塩を江戸へ運び、赤穂銀行では農家や塩業者への融資を通じて大地主へと成長し、慶長6年(1601年)からは酒造業を営み、赤穂藩の御用酒屋も務めました。ここで造られる「忠臣蔵」や「乙女」は力強い味わいで、赤穂唯一の酒蔵として、千種川の水と播磨の酒米などを使用し、この町にふさわしい酒を今も醸し続けています。敷地内の「奥藤酒造郷土館」では、酒造りの道具や廻船業の資料が展示されており、無料で見学することができます。
現在の奥藤商事は、白壁や焼板、石畳が連なる風情ある港町・坂越大道沿いにあり、周囲の町並みとともに歴史的景観を形づくっています。坂越大道沿いの飲食店は、古民家をリノベーションした趣ある建物が多く、散策しながら町並みを楽しめる満足度の高い観光地となっています。奥藤商事では毎年、「おくとう市」や「奥藤Bar」などのイベントを開催し、地域住民や観光客が集う賑わいを生み出しています。こうした交流の場は町づくりの一翼を担い、新たな住民が増えるきっかけにもなっています。町の歴史と景観を守り、そして人が集う場を創り続けるその存在を、酒を愛する市民として心から応援しています。
奥藤酒造郷土館
| 住所 | 兵庫県赤穂市坂越1419-1 |
|---|---|
| お問い合わせ | 0791-48-8005 |
| 開館日 | 月曜日~土曜日 9時~17時 |
| 定休日 | 日曜日(年末年始・日・祝日は要問合せ) |
赤穂緞通
選定:野中 香映さん
塩作りとともに生まれた赤穂の名産品には「赤穂緞通」があります。赤穂緞通は、畳などに敷く敷物です。独特の風合いと手触りを持ち、文様を際立たせるために握り挟で念入りに行う摘みの作業は大変な技術と相当の根気を要する手仕事でした。この赤穂緞通は塩田で働く女性の副業として生まれ、現在も市内で20名くらいの女性が伝統を守り続けています。桃井ミュージアムには、展示と販売を行うアンテナショップがあります。



