灘五郷の酒、飲み比べを 神戸阪急に9社出展、春のお薦め紹介 15日まで
2022/03/03 05:30
灘五郷の酒を試飲しながら選ぶ来場者(左)=神戸阪急
酒どころ「灘五郷」の日本酒を楽しむ催し「春のギフトにオススメ灘の酒ウィーク」が2日、神戸市中央区小野柄通8の神戸阪急地下1階で始まった。灘、東灘区に蔵がある9社が出展し、祝い事や花見に合う酒を紹介している。15日まで。
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新型コロナウイルスの感染拡大で日本酒需要が減った状況を踏まえ、酒蔵を応援しようと同市と神戸阪急が初めて企画した。
出展しているのは、沢の鶴▽安福又四郎商店▽神戸酒心館▽剣菱酒造▽白鶴酒造▽菊正宗酒造▽桜正宗▽小山本家酒造灘浜福鶴蔵▽太田酒造灘千代田蔵。毎日1~2社の従業員が商品の紹介や試飲に応じる。
初日は剣菱酒造商品統括部の松野友彦課長(45)が主力の3銘柄をPR。試飲を経て「瑞穂・黒松剣菱」を購入した女性(45)=同市=は「程よく甘くて、おいしかった。飲み比べて好みの酒を見つけられるのが良いですね」と満足そうだった。
午前10時~午後8時。各日限定50人にオリジナルボトルバッグをプレゼント。神戸阪急TEL078・221・4181
(竜門和諒)