病気で公開中止のタンタン、どうしてる? 中国総領事が王子動物園訪れ激励
2022/06/08 20:00
タンタンを見て好物のリンゴを贈る駐大阪中国総領事館の薛剣総領事(左)=神戸市灘区王子町3、王子動物園
病気のため公開を取りやめている王子動物園(神戸市灘区)のジャイアントパンダ旦旦(タンタン)と飼育員を激励しようと、駐大阪中国総領事館の薛剣総領事が8日、同園を訪れた。
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タンタンは2000年7月に来園。中国からの借り受けは20年7月までだったが、新型コロナウイルス禍で帰国できず、期限は22年末までに延長された。
26歳のタンタンは昨年春に心臓病を患い、今年3月14日から公開を中止。5月から中国ジャイアントパンダ保護研究センターの獣医師と飼育員が健康管理を続けている。同園によると、少し波はあるが、体調は安定しているという。
薛総領事がパンダ館で飼育員らと歓談していると、タンタンはむくっと起き上がり、ゆったりと歩いた。薛総領事は「元気な姿にほっとした。早く回復してファンと交流できる日が来てほしい」と話した。(竜門和諒)
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