兵庫県知事選　自民国会議員が推薦申請２人と面会

　兵庫県知事選への立候補を表明し、自民党兵庫県連に推薦を申請した前副知事の金沢和夫氏（６４）と前大阪府財政課長の斎藤元彦氏（４３）が３日、県連所属の国会議員１２人と神戸市内で面会した。 関連ニュース 兵庫県知事選で自民分裂　１１県議の退団届は受理されず、駆け引き激化 維新・松井代表、兵庫維新に事前の相談なし　兵庫知事選「斎藤氏の支援検討」 兵庫知事選巡り会派離脱の県議１１人　若い力に期待込め「冷や飯食う覚悟できている」

　県知事選を巡っては、今期限りで退任する井戸敏三知事（７５）の事実上の後継として金沢氏が立候補表明。金沢氏を支援する県議会・自民党の決定に反発し、県議１１人が会派を離れて斎藤氏を擁立した。斎藤氏には日本維新の会が推薦を出す方針を決めている。
　２人との面会後、県連会長の谷公一衆院議員は推薦の取り扱いについて「（国会議員団の）意見を早急にまとめたい。維新が推薦するかどうかは、自民の判断に関係ない」と話した。（紺野大樹）