兵庫医大、入院・手術中止 クラスター相次ぎ全病棟で

2022/02/01 07:55

国立感染症研究所が分離した、新型コロナウイルスのオミクロン株の電子顕微鏡写真(同研究所提供)

 兵庫医科大学病院(西宮市)は31日、院内で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が1月下旬に相次いで発生したのを受け、全ての病棟で当面の間、入院・手術を原則中止すると発表した。現在入院している患者の手術や緊急の入院・手術には対応する。 関連ニュース コロナで学級閉鎖や休校、兵庫県内3割超 小中高など406校 コロナの陰で…「感染性胃腸炎」流行 兵庫の患者数、過去5年で最多 親子で感染、受診できず「インフルと違うしんどさ」 回復後に診察「肝心な時に助けがなかった」

 同病院内では21日以降、1号館8階東病棟の患者8人、医師1人、看護師1人の計10人の感染が判明。10階西病棟でも患者7人、医師1人、看護師6人の計14人が感染した。
 病院は「ご迷惑とご心配をおかけして大変申し訳ない。再開時期は公式サイトなどでお知らせする」としている。(山岸洋介)
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