久元神戸市長が公務復帰 コロナ感染で10日間自宅療養

2022/07/28 18:25

定例会見で記者の質問に答える久元喜造市長=神戸市役所

 新型コロナウイルスに感染し、自宅療養していた神戸市の久元喜造市長が28日、公務に復帰した。同日の定例会見で「ご心配をおかけした。市内でも感染が急拡大しており、しっかり対応していきたい」と話した。 関連ニュース 兵庫の新規感染1万人超え、ピークなお見通せず 医療逼迫、診察や検査体制余裕なく 「第7波」でも南京町は大にぎわい マスク外す人も増加? 第7波拡大防止へ JR新神戸駅と神戸空港に無料検査拠点 8月5~18日、県が設置


 久元市長は今月17日夜に発熱と喉の痛みがあり、翌18日の検査でコロナの陽性が判明。27日までの10日間、自宅療養をしながら在宅で勤務していた。
 療養中の症状については、喉の痛みが強く、熱が39度台まで上がったほか、下痢も続いたといい、「体重が3キロも減った。普通の風邪とは言えない状況だった」と振り返った。
 市保健所の対応は「感染者の立場からみて、納得できるものだった」と説明。公務への影響については「自宅からメールでやりとりしながら、情報を得たり、調整をしたりしていた。執務上の問題はなかった」とした。(三島大一郎)
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