兵庫のコロナ感染者累計100万人に 県民の5・4人に1人 直近2カ月で倍増
2022/09/25 14:23
神戸新聞NEXT
兵庫県の新型コロナウイルス感染者が25日、累計100万人に達した。同日に新たに1914人の感染を確認し、累計100万1217人となった。県内では、2020年3月1日に初めて感染者を確認後2年半余りで、県民の5・4人に1人が感染した換算になる。死者の累計は2842人で、感染者の0・3%を占めている。
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県内の累計感染者は、21年末時点では7万8892人だった。今年に入ってオミクロン株による第6波が本格化し、1月23日に累計10万人に。6月以降は同株の派生型「BA・5」が主流の第7波が到来し、7月20日に50万人に達した。
同月下旬から連日1万人を超え、8月11日には過去最多の1万2377人を確認するなど、直近約2カ月でさらに50万人増えた。ただ、直近1週間を平均した1日当たりの感染者数は、8月25日から1カ月減少が続き、ピーク時から5分の1の2063・9人となっている。
累計感染者が100万人を超えたのは東京、大阪、神奈川、愛知、埼玉、福岡に次いで7都府県目。東京は300万人、大阪は200万人を既に超えている。
9月26日からは、全国一律で感染者数の全数把握が簡略化される。(井川朋宏)
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