J1福岡内定、甲南大DF井上「感謝を結果で伝えたい」 無名の存在から成長

2021/12/17 22:40

J1福岡の加入内定会見で握手を交わす甲南大の井上聖也(左)と柳川雅樹監督=神戸市東灘区、甲南大

 J1福岡に加入が内定している甲南大のDF井上聖也(22)が17日、神戸市内で会見した。大学まで兵庫一筋のセンターバックは「無名からのスタートだったが、周囲に支えられて着実に成長できてきた。感謝の気持ちを結果で伝えたい」とプロでの活躍を誓った。 関連ニュース 「好きなこと挑戦しよう」 サッカー元日本代表・香川選手が母校の節目を祝いビデオメッセージ 去就が注目54歳カズ、来季へはや始動 現役への賛否「喜ばしいこと」 関西で充実の自主トレ 54歳カズ「自分は甘い」 イチローさんと一線画す引き際

 宝塚市立宝梅中から県西宮高に進み、3年夏の県総体で準優勝。甲南大では下級生から活躍し、3年時に出場した全国大会でのプレーが評価された。甲南大からのJリーグ入りは、J2岡山の木村太哉に続いて2年連続となる。
 187センチの長身で、守備強度の高さや両足のフィードが武器。元J1神戸DFの柳川雅樹監督は「いろんなものを兼ね備えた現代的なセンターバック」と評する。
 自費でパーソナルトレーナーを付けて走り方を改善するなど、向上心も強い。将来の目標には日本代表やプロで20年間活躍することを挙げ、「柳川監督が指揮するクラブでプレーしたい」と恩師との再会も願っていた。(山本哲志)

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