フィギュア坂本が2大会連続五輪へ 全日本で優勝、北京切符

2021/12/25 23:00

女子で優勝し、メダルを手に笑顔の坂本花織=25日夜、さいたまスーパーアリーナ(撮影・吉田敦史)

 フィギュアスケート女子の坂本花織(21)=シスメックス、神戸学院大3年=が25日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで行われた全日本選手権で優勝し、北京冬季五輪代表に決まった。2大会連続の五輪代表となる。 関連ニュース 21歳、大人の自覚「心がスカッと」 五輪切符の坂本花織 有言実行で4年間の成長刻む 北京五輪、坂本「誰よりも出たい」三原「ベスト尽くす」フィギュア全日本選手権23日開幕 坂本花織が2連覇、ファイナルへ フィギュアNHK杯

 坂本は神戸市灘区出身。幼い頃から中野園子コーチ、グレアム充子コーチの指導を受け、三原舞依(22)=シスメックス、甲南大4年=と競い合いながら力を伸ばした。
 高い身体能力を生かしたジャンプを武器に、初出場の平昌冬季五輪で6位入賞。近年は表現力にも磨きを掛け、今大会は23日のショートプログラム(SP)で首位に立つと、この日のフリーでもリードを保った。SP5位の三原は4位だった。
 日本スケート連盟は26日の全種目終了後に代表を発表する。(山本哲志)

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