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(左)公式練習に臨む坂本花織(右)公式練習で感触を確かめる三原舞依=いずれも撮影・堀内翔
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(左)公式練習に臨む坂本花織(右)公式練習で感触を確かめる三原舞依=いずれも撮影・堀内翔

 フィギュアスケートの北京冬季五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は23日、さいたまスーパーアリーナで開幕する。22日は公式練習が行われ、女子は坂本花織(シスメックス、神院大)や三原舞依(シスメックス、甲南大)らが調整した。

 それぞれの思いを胸に、「神戸組」が大一番に挑む。ともに神戸に拠点を置き、中野園子コーチらから指導を受ける女子の坂本と三原が氷の感触を確かめた。

 坂本は女子で唯一グランプリ(GP)ファイナル進出を決め、選考レースで優位に立つ。「誰よりも(五輪に)出たい気持ちは強い。その気持ちが自分の背中を押してくれたら」。2大会連続の五輪舞台は譲れない。

 11月のNHK杯後に体調を崩した。さらに新型コロナウイルス禍でGPファイナルの中止が決まり「気持ちがすごくダウンしてしまった」。公式練習ではジャンプのミスが相次ぎ復調具合が気にかかるが「(原因は)気持ちだと思う。しっかり切り替える」と本番をにらんだ。

 2017年四大陸選手権女王の三原は、五輪切符を逃した4年前の悔しさを晴らす。11月のイタリア大会からの改善点にスピンを挙げ、「もっと速く、美しく回れるように」と出来栄え点の底上げを目指す。

 五輪選考については「考えすぎずに自分のベストを尽くす。元気いっぱい滑りたい」と気合の入った表情を見せた。(山本哲志)

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