ヴィッセル神戸 山口先制点、残留へ序盤から攻撃的に 声出し解禁、スタジアムに勝利の讃歌響く
2022/09/15 05:30
神戸-FC東京 前半、神戸・山口(中央)が先制点を決め、仲間に祝福される(撮影・長嶺麻子)
■神戸2-1FC東京
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この歌が聞きたかった。神戸は気持ちのこもった戦いぶりで3試合ぶりの白星。新型コロナウイルス禍でできなかった「声出し応援」がリーグ戦では初めて解禁され、スタジアムに勝利の神戸讃歌が響いた。吉田監督は「サポーターと一致団結してつかんだ勝ち点3。涙が出そうになった」と喜びをかみしめた。
序盤からアグレッシブに攻め、先制点は何度も神戸を救ってきた山口のミドルシュート。前半11分、左サイド奥でパスカットした酒井が汰木(ゆるき)につなぎ、落としたボールに右足を振り抜いた。同25分には、汰木の右CKにDF菊池が高い打点で合わせてゴール右にねじ込んだ。
「いい攻撃ができたのは、いい守備ができたから」とDF酒井。前線から迫力のあるプレスをかけ、奪われても体をぶつけて奪い返す。中央では菊池とトゥーレルのセンターバックコンビがピンチを未然に防ぎ、大事を取って後半途中に退いたトゥーレルは「日に日に手応えを感じている」。本職の右サイドバックで水を得た魚のように躍動した飯野も「楽しかったけど、疲れました」と心地よさそうに笑った。
劣勢の終盤は反省点ながら、最後まで集中力は切らさなかった。J1残留へ光明が差す1勝にも「少しでも緩めればすぐやられてしまう」と山口の視線は、18日のG大阪戦へ。熱気は冷まさない。(山本哲志)