元よく当たる占い師、今は猫マスク被りネットで活動、ササヤマメリーさん 猫の日にニャイスな話題

2022/02/22 05:30

王地山稲荷神社の赤鳥居の前に立つササヤマメリーさん。「変身のきっかけはコロナ禍前のハロウィーン」と打ち明ける=丹波篠山市河原町

 2月22日は「猫の日」。「にゃん・にゃん・にゃん」の語呂合わせの記念日だが、2022年は800年ぶりに2(にゃん)が6個並ぶスーパー「猫の日」なんだとか。丹波篠山のネコにまつわる話題をお届けする。(堀井正純) 関連ニュース 「コロナで売り上げ増えてるの」ある占い師の独白 「生活一変、占いに頼る人多いのかな」 星占い、気にしなくてもいい理由 民放3番組を3カ月調べた 運勢最悪でも金メダル 愛猫が失踪して3週間 タロット占いや不思議な出会いに導かれ、奇跡の再会を果たす


 特注の猫マスクをかぶって町を闊歩(かっぽ)するのは、兵庫県丹波篠山市在住のササヤマメリーさん。地元を盛り上げようと、今年からネットを中心に活動中で、「招き猫として、地域に福も呼び寄せたい」とPRする。
 約20年前に大阪から移住してきた元占い師。「an・an(アンアン)」などの女性誌で「よく当たる占い師」として紹介された経験もあるとか。性別、年齢や現在の職業は非公表だ。
 着ぐるみの頭部は、しま模様のトラネコがモデル。大きな目などリアルな造形が目を引く。しっぽや前足もしっかりと猫っぽい。「この格好で外を歩くと、かわいい、とスマートフォンで撮影されたり、驚かれたり」と笑う。実は武術も得意といい、「カンフーキャット」を自称する。
 短文投稿サイト「ツイッター」で、こんだ薬師温泉ぬくもりの郷など、丹波篠山の観光情報や保護猫の譲渡会のお知らせを発信する。今後は動画投稿サイト「ユーチューブ」への進出も検討中という。
 占い師の活動再開も考えており、「イベントなどで呼んでもらえれば」と期待する。「猫に生まれ変わったつもりで、地道に社会貢献を続けたい。丹波篠山と言えば、ササヤマメリーを連想してもらえるくらい愛される猫になるのが目標」と話している。

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