JR西と負傷者、示談成立9割超 尼崎脱線事故
2017/04/20 05:45
2005年4月に起きた尼崎JR脱線事故で、JR西日本はこれまでに、負傷者の9割超と補償交渉で合意したと19日までに、神戸新聞社の取材に明らかにした。JR西は負傷者との交渉を「回復された方や元気になられた方から話し合いを進めてきた」と説明。563人とする負傷者のうち、示談に至っていないのは60人を切ったとみられる。
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補償交渉の進捗(しんちょく)について、JR西は07年12月に「遺族が2割超、負傷者の7割以上と合意」と公表。交渉への影響に不安を覚える遺族から反発があったとし、それ以降、詳しい交渉状況を発表していない。
JR西は脱線事故の負傷者の人数を、現場付近を通行中だった1人を含む563人とする。負傷者との補償合意は07年度に8割に達したといい、9年間で合意に達したのは1割程度で、交渉がなかなか進まない現状がうかがえる。同社は交渉が進まない理由も含め「個別対応が基本なので、状況を申し上げることはできない」としている。(小西隆久)