西播磨の山城を3Dのコンピューターグラフィックス(CG)で再現する拡張現実(AR)アプリ「西播磨の山城へGO」が、このほど完成した。第1弾は兵庫県佐用町平福の「利神(りかん)城」。現地でスマートフォンなどをかざすと、石垣や本丸の御殿、西播磨では珍しいとされる天守が画面に表示され、在りし日の雄姿に思いをはせることができる。(勝浦美香)
城跡を観光振興に生かそうと、西播磨県民局が展開する「山城復活プロジェクト」の一環。アプリは、同県民局や地元市町、関係団体などでつくる西播磨ツーリズム振興協議会が発表した。今後は地域の代表的な山城を順次取り上げ、本年度は感状山(かんじょうさん)城(相生市)、篠の丸城(宍粟市)の追加を予定している。
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