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本紙西播版で元日から「とりでの記憶 知ろう登ろう頂上の文化財」(全6回)を連載し、兵庫県の西播磨の山城を多彩なテーマで紹介しました。取材をした記者たちが感じたのは、山城の奥深さです。そこで掲載面を毎週土曜日の「ご当地新聞」に移し、第2弾を始めることにしました。姫路・西播地区の各市町の担当記者が「わが町の中世山城」に光を当てます。周辺の観光・特産品情報を合わせて掲載し、山城を切り口にした地元の魅力もお伝えます。初回は、姫路城がある「ひめじ南」地区から。(段 貴則)
旧国には、人口や耕地面積に基づき、大、上、中、下の四つの等級があり、播磨は「大国」の位置づけだった。奈良、平安時代には現在の姫路城の東側に播磨支配のための行政や軍事、司法、宗教まで司る「国府」が置かれた。
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