播磨学研究所の特別講座「播磨の山城」(神戸新聞社など後援)の第9回講座が20日、兵庫県姫路市西延末の市文化センターで開かれた。三木市立みき歴史資料館の金松誠学芸員が「遺跡から見た三木合戦」と題し、発掘調査で判明した三木城や羽柴秀吉方が築いた付城(つけじろ)の特徴を解説した。
毛利氏を後盾とする三木城主別所長治を攻め落とすため、秀吉は三木城周辺に軍事拠点となる約40の付城や土塁を築いた。このうち付城7カ所と土塁8カ所に加え、三木城の本丸跡など3カ所が国史跡に指定されている。
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