深ヨミ

<6R> 「噛ませ」でもチャンスになる

2021/12/07 17:30

【写真上】世界戦へ。今後の進め方について前を見据えて思案する=尼崎市内


■世界戦への道


 8月のある朝、私の元に桂伸二トレーナー(49)から連絡があり、野中悠樹(43)が世界ボクシング機構(WBO)のランキングで15位に入った、と知らされた。念願の世界戦挑戦にはぎりぎりの順位とはいえ、野中も「ほっとした。スタートラインに立てた」と喜んだ。9月になると、ランクは14位に上がった。


 7月のWBO世界ランキングをみると、15位の選手でも20勝3敗で、12~14位となると全員が無敗だ。野中は35勝を挙げる一方で、10敗(3分け)と負け数が多い。今回のランク入りに本人が安堵(あんど)するのもうなずける。


 野中はかつて、世界4団体でランキング入りしたボクサーだ。当時はスーパーウエルター級(制限体重69・85キロ)だった。今回は一つ上のミドル級(同72・57キロ)。それだけに価値が高い。


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