ダイエー(本店・神戸市中央区)は17日、姿勢を低くするなど地震の揺れから身を守る行動を一斉に取る「シェイクアウト訓練」を、神戸市内の全21店で行った。
毎年1月に実施し3回目。神戸三宮店では、午前10時の館内放送を合図に従業員約50人がその場でしゃがみ込み、買い物かごを頭にかぶる姿勢を1分間続けた。同市東灘区の自宅で被災した従業員の女性(26)は「お客さまを守る行動を普段から心掛けたい」。
生活協同組合コープこうべ(同市東灘区)も全161店で、午前10時からシェイクアウト訓練を実施。正午から黙とうを行った。
関西スーパーマーケット(伊丹市)も神戸、西宮市内の計15店で正午に黙とうした。(長尾亮太)