ひょうご経済プラスTOP ひょうご中小企業就活ガイド2016 (株)村上工務店

ひょうご中小企業就活ガイド2016

(株)村上工務店

建物へのニーズ通じて素敵なまちづくりを

 
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神戸のまちづくりに貢献

神戸のまちづくりに貢献

村上豪英社長

村上豪英社長

 1946年創業の総合建設業。マンション、社屋など主要な実績だけで1000件を超える。阪神・淡路大震災の教訓を伝える施設「人と防災未来センター」も一例だ。

 「社業をもって社会に役立つことを存立の原点とする」が、創業以来の経営理念。新築だけでなく、建物のリフォームやマンションの大規模改修など、神戸のまちづくりを手掛ける。

 地元・神戸に密着し、点検補修や不動産の活用などさまざまな分野で総合的なアフターサービスを提供できるのが強みだ。

 「ただ建物を建てるだけでなく、お客さまが何に困っているのか、何を大切にしているのかをしっかり知ることが重要。それらを大切にすることで、素敵なまちができる」と村上豪英社長。

 新卒社員は継続的に採用しているが、その狙いについて「建築・不動産の仕事を通じて、神戸のまちづくりに貢献するためには人員の拡充が不可欠」と話す。

 入社後は、社内の各部門の役割分担と、建築作業所の業務内容を理解するために、各部門・作業所を10日単位で移動しながら業務研修を行う。その後、工務部、リノベーション部など多岐にわたる業務の経験を積んだ後、資格を取得しながらキャリアを積んでいく。

 魅力的な職場作りにも積極的だ。若い社員を対象に毎月、研修会を行っているほか、学びたいテーマごとのチームに分かれ、学び合う勉強会を実施。新年会や夏の親睦会などコミュニケーションを深める機会も多い。「若い方が話しやすい雰囲気づくりが大切と考え、仕事以外の話もできるようなコミュニケーションを心掛けている」という。

 村上社長は本業以外でも、神戸のまちの魅力を高めるさまざまな活動に関わっている。「まちを創る仕事に興味のある方に、ぜひ入ってきてほしい」と話している。

〈所在地〉神戸市兵庫区三川口町2-4-8 TEL078・577・2031