「空飛ぶ船」との異名を持つ飛行艇をはじめ、ごみ収集車、魚の脂肪計、カーナビ、ハイブリッド車の制御装置…。これらの製品を送り出す3社の源流となった会社が100年前の1920(大正9)年、今の神戸市兵庫区で産声を上げた。繊維機械メーカーの「川西機械製作所」。創業したのは、日本毛織や山陽電気鉄道、バンドー化学の発足や経営にも関わった実業家の川西清兵衛だ。川西機械の系譜を引く3社の製品にスポットを当て、1世紀の足跡を追う。
社長就任から20数年で連結売上高を約10倍、純利益を30倍に伸ばした大手医療機器メーカーのシスメックスの家次恒会長兼社長に成長戦略を聞く。電子版オリジナル連載。
ネスレ日本(神戸市中央区)の社長を今春まで10年間務め、売上高と営業利益を伸ばし続けた高岡浩三氏(60)が、企業経営の要諦を縦横に語る。電子版オリジナル連載。