ごあいさつ

 今年1月、阪神・淡路大震災から四半世紀の節目を刻みました。
 大きな被害を受けた兵庫県、神戸市はこの間、厳しい財政運営を強いられてきましたが、復興に一定のめどを付け、未来への活路を開く事業に力を入れつつあります。神戸・三宮で再整備が進み、JR元町駅周辺の再整備も視野に入れた県庁舎建て替えも動き始めました。

 ようやく新たなステージに立った兵庫・神戸ですが、一方で、新型コロナウイルスの感染拡大がさまざまな分野に暗い影を落とし始めています。今年夏に予定されていた東京五輪・パラリンピックも1年程度の延期が決まりました。街に元気を取り戻すことが大きな課題となっている今、「オール兵庫」の力の結集がこれまで以上に大切になっています。

 「神戸新聞LEADERS倶楽部」は2014年4月に発足し、県内の有力企業、団体、教育機関など、地元を代表するトップの皆さまと手を携え、さまざまな事業を実施してまいりました。本日、これまで最多の58社のご賛同を得て、7年目のスタートを切ることができました。

 今回の特集をはじめ、LEADERS倶楽部通信などの紙面を通じ、各社の近況や新商品開発などをご紹介するとともに、著名な講師をお招きしての講演会や、会員同士の交流・情報交換の場をご用意いたします。そのほか次世代を担う社員向けの特別セミナーなど、多彩なメニューを提供してまいります。

 神戸新聞は1898(明治31)年の創刊以降、地域とともに歩んでまいりました。兵庫県内ナンバーワンの発行部数と、デジタル発信力を駆使し、皆さまと共に新型コロナウイルスがもたらす停滞ムードを払拭(ふっしょく)するお役にも立ちたいと考えております。どうぞご期待ください。


神戸新聞社代表取締役社長
高梨 柳太郎