ごあいさつ

 1898(明治31)年に創刊した神戸新聞は、今年2月に120周年を迎え、1965(昭和40)年に制定した社是を改定しました。
 〈私たちは公正に伝え、人をつなぎ、くらしの充実と地域の発展につくす。〉
 創刊の辞で掲げた「中正公明」の旗を「公正」の2文字に託し、事実を公平に正しく伝える姿勢を明確にしました。3年前に発表した地域パートナー宣言の軸となる「もっといっしょに」という精神に沿って「人をつなぎ」、地元紙の持ち味を生かしながら、よりよい地域づくりを目指します。

 さて、「神戸新聞LEADERS倶楽部」は2014年4月に発足し、県内の有力企業、団体、教育機関など、地元を代表するトップの皆さまと手を携え、さまざまな事業を実施してまいりました。本日、47社のご賛同を得て、5年目のスタートを切ることができました。

 本倶楽部の趣旨は「業種を超えた活動や地域発信の強化により『オール兵庫』の力を結集し、兵庫の発展を目指す」ことです。今回の別刷特集やLEADERS倶楽部通信などの紙面を通じ、会員各社の理念や近況、新商品の開発などをご紹介していきます。年2回開催する「トップ交流会」では、著名な講師を迎えて講演会を行い、会員同士の懇親や情報交換の場をご用意しております。次世代を担う社員の皆さまの特別セミナーや、社会貢献事業として子ども向けコンサートを開催するなど、多様なメニューを提供します。

 神戸新聞社は昨年、ビジネスへの新聞活用法をお伝えするNIB(ニュースペーパー・イン・ビジネス)推進室を創設しました。フェイク(偽)ではなく、確かなニュースを掲載する新聞を読むことで、情報収集力や考察力などを養い、取引先との会話を実り多くしたり、仕事上の発案につなげたりしていただく狙いです。企業の内定者や新入・若手社員の方々をはじめ、大学生、自治体職員などの皆さまも対象に、NIB講習の受講を呼び掛けさせていただいております。

 昨年12月には、播磨エリアにより新鮮な紙面をお届けするため、姫路市で県内3カ所目となる印刷工場建設に着工しました。兵庫県内ナンバーワンの発行部数や、デジタル発信力もフルに発揮し、皆さまのお役に立ちたいと考えております。

 神戸新聞LEADERS倶楽部は、今年も進化します。どうぞご期待ください。


神戸新聞社代表取締役社長
高士 薫