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ディラン氏の精神で
神戸電鉄・寺田信彦社長米国のシンガー・ソングライター、ボブ・ディラン氏のノーベル文学賞受賞が決まった。その詩的な歌は「時に勇気、時に癒やし、時に自らを省みるヒントをくれる」と語るのは、神戸電鉄(神戸市兵庫区)社長の寺田信彦氏(59)。
鉄道業界きってのディラン・ファンを自任。兄の影響で幼い頃から楽曲に親しみ、今も「休日には必ず聴く」。13日夜、受賞の報に接したのも「たまたま仕事終わりにレコード店で作品を物色した直後」だったとか。「時代に合わせて形を変え、感動を与える」。ディラン氏の精神で、人口減少時代の経営に挑む。(長尾亮太)
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