キーパーソン
阪急阪神百貨店社長に決まった 山口俊比古さん
阪急阪神百貨店が合言葉に掲げる「楽しさナンバーワン」。苦境にある業界で、新たなリーダーは「実現に向けてまい進したい。責任の重さに身の引き締まる思いだ」と、穏やかな表情ながらその言葉に力をこめる。
大学卒業後、小売りの花形ともいえる業態に飛び込んだ。各店で店長などを務めたが、印象深いのは有楽町阪急での経験だ。2011年に阪急メンズ東京として新装開業させた。紳士服・洋品の担当をしたことのない販売員がほとんど。「一人一人の個性、特徴を見極め、モチベーションを高めながら販売の技術も上げていかなければならない。日々奮闘だった。その経験が糧になっている」
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