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みなと銀行・武市寿一社長
「脱金融機関」宣言「人工知能(AI)が銀行員の仕事を奪うというのは過去の話ですよ」と学生に語りかけたのは、みなと銀行(神戸市中央区)社長の武市寿一(としかず)氏(60)。事務作業のIT化を進め、5年前に100人だった新卒採用は半分に。「事務の担当者は採っていない。企業の経営支援や地域の活性化が銀行の使命」と、兵庫県立大と同行が開く講座で熱弁を振るった。
営業エリアをさらに深堀りする方針を示しつつ「金融機関にはなりたくない」とも発言。「兵庫のあらゆることを知る情報サービス企業で、金融もできるという会社が理想。そんな唯一無二の存在を目指す」と力を込めた。(高見雄樹)
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