2021/08/14 05:30
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上郡・赤松地区で兵を挙げた赤松円心(則村、1277~1350年)は、鎌倉幕府の打倒や室町幕府の成立に大きく貢献し、中世史に名を刻んだ。室町時代の軍記物語「太平記」では「弓矢取って無双の勇士あり」とたたえられたが、明治時代以降は「逆賊」や「悪党」のレッテルを貼られてきた。素顔の円心はどんな人物なのか。近年の研究成果を踏まえ、実像を探った。(田中伸明)
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民間研究者ら再評価の動き
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