4月に神戸市長田区で起きた特殊詐欺事件に関与した疑いがあるとして、兵庫県警は3日、50~60代の男の画像を公開した。県警捜査2課によると、男は現金の運搬役とみられ、防犯カメラに金の入った紙袋を持って移動する姿が記録されていたという。
事件は4月22日に発生。同区の80代男性のもとに、警察官を名乗る男から「偽札が出回っているので確認する」と電話があり、男性は自宅を訪れた女に現金2700万円を手渡した。
長田署は5月17日に「受け子」役として、詐欺容疑で姫路市のパートの女(22)=同罪で起訴=を逮捕。さらに、神戸市内で女から現金を受け取り、新幹線で東京都内に移動した男の行方を追っていた。
同課によると、男は中肉で水色シャツや黒色ズボンを身に着け、たすき掛けのバッグを持っていた。右足の爪先を外側に開き、引きずって歩く癖があるという。
情報提供は長田署TEL078・578・0110









