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蒸したてで熱々の湯気が上がる米まんじゅう=きねや菓舗
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蒸したてで熱々の湯気が上がる米まんじゅう=きねや菓舗
蒸したてで熱々の湯気が上がる米まんじゅう=きねや菓舗
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蒸したてで熱々の湯気が上がる米まんじゅう=きねや菓舗
コロナ対策で間隔を置きながらできた長蛇の列=きねや菓舗
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コロナ対策で間隔を置きながらできた長蛇の列=きねや菓舗

 兵庫県三田市内で年に一度、この季節にしか味わえない名物の和菓子「米まんじゅう」の販売が11日に始まった。市内の老舗和菓子店3店で3日間売られ、三田町の「きねや菓舗」では午前4時からまんじゅうを手作りして蒸し上げ、待ちわびた客を迎えた。

 米粉で作った柔らかい餅で自家製のこしあんを包み、表面にピンクや緑色に着色したもち米をちりばめる。期間中、きねや菓舗のほか「松栄堂」(駅前町)、「西村清月堂」の三輪本店(三輪2)キッピーモール店(駅前町)イオン三田ウッディタウン店銘店コーナー(けやき台1)-でそれぞれ1個130円で販売する。

 江戸時代から続いた商店街の歳末大売り出し「三田誓文払い」の名物商品で、2011年に「三田あきんどまつり」に衣替えしてからも販売し、その人気は根強い。今年は、新型コロナ禍で三田あきんどまつりは中止になったが、予約注文が入っていることもあり、予定通り販売する。

 きねや菓舗は当日の製造にこだわり、添加物を入れないやさしい味わいを守り続けている。祭りの中止で今年の売れ行きは予想できないが、例年と変わらず1日4千~5千個を用意するという。

 藤本英憲代表(48)は「今年はコロナ禍で家で食べる人が増えたのか、和菓子の需要が高まった。自慢の味をできたてで味わってみてください」と呼び掛ける。

 きねや菓舗TEL079・562・2233、松栄堂TEL079・563・7352、西村清月堂三輪本店TEL079・562・0345

(喜田美咲)

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