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応聖寺の桑谷祐顕住職によって左目が書き入れられた「福だるま」=福崎町高岡
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応聖寺の桑谷祐顕住職によって左目が書き入れられた「福だるま」=福崎町高岡
応聖寺の桑谷祐顕住職によって左目が書き入れられた「福だるま」=福崎町高岡
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応聖寺の桑谷祐顕住職によって左目が書き入れられた「福だるま」=福崎町高岡

 兵庫県福崎町高岡の応聖寺で、恒例の節分行事「採燈大護摩鬼舞法要」に合わせて配る「福だるま」の準備が進んでいる。例年なら法要当日に檀信徒らに手渡すが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、事前の祈願申し込みや後日の受け取りを呼びかけている。

 「沙羅の寺」と親しまれる同寺では例年2月の第1日曜日に護摩壇をたき上げ、薬師如来の化身という山の神と赤鬼、青鬼が舞う。昨年は桑谷祐顕住職(58)が奥の院で護摩をたくなど一般参列をなくし、福だるまの受け渡しも例年より減らした。6日に開かれる今年も大根炊きなど食事提供は取りやめ、護摩壇や舞は規模を縮小して屋外で実施する。

 群馬県高崎市の産地から取り寄せた福だるまは高さ9~30センチ。桑谷住職が一つ一つ丁寧に左目を書き入れ、右目は檀信徒らが願いを込めて完成させる。500個を用意する予定で、「厄年や合格祈願などで当日の受け取りを希望する人は来てもらい、そうでない方は日を遅らせても大丈夫」と桑谷住職。「皆さんの健康を優先して配りたい」と話している。

 応聖寺TEL0790・22・1077

(大山伸一郎)

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