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公式動画チャンネルの画面を示す高砂賢一係長=赤穂市役所
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公式動画チャンネルの画面を示す高砂賢一係長=赤穂市役所
日本遺産PR動画「塩の道-旅は人生の塩(スパイス)」の一場面(赤穂市提供)
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日本遺産PR動画「塩の道-旅は人生の塩(スパイス)」の一場面(赤穂市提供)

 兵庫県赤穂市は動画投稿サイト「ユーチューブ」の市公式動画チャンネルから広告収入を得る取り組みを始めた。県内市町では初の試みで、得られるのは年間で数万円の見込みだが、財源確保の一環として続ける。(坂本 勝)

 市は2016年6月に公式チャンネルを開いた。現在の登録者は約1900人で、神戸、姫路、西宮などに次いで県内9位。この1年間で約99万回、約4万時間再生された。

 現在の動画数は145本。英、仏2カ国語で日本遺産をPRする「塩の道-旅は人生の塩(スパイス)」が通算450万回超と圧倒的な1位。2、3位の「助産師が教えるおむつの替え方」「安心する抱っこの方法」が6万回前後で続く。

 収益化の権利を得る条件の「直近1年間の再生4千時間」「登録者千人」は昨年クリアしていた。収益化を希望しない動画にも広告が自動挿入される仕様になったため、今年5月に収益化を申請した。

 市や市民の印象を損なわないように賭博的な内容など一部の広告は流れないように設定した。初めての収入約8千円が振り込まれ、年間約2万5千円を見込む。

 市秘書広報課の高砂賢一係長(39)は「微々たる収入でも続けることが大切。市民向けに限らず、日本全国へ、面白く、ためになる動画を流したい」と意気込む。

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