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当選確実の報を受け、支援者と固い握手を交わす中野洋昌氏=尼崎市南塚口町1(撮影・黒田耕司)
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当選確実の報を受け、支援者と固い握手を交わす中野洋昌氏=尼崎市南塚口町1(撮影・黒田耕司)

当選確実の報を受け、支援者と固い握手を交わす中野洋昌氏=尼崎市南塚口町1(撮影・黒田耕司)

当選確実の報を受け、支援者と固い握手を交わす中野洋昌氏=尼崎市南塚口町1(撮影・黒田耕司)

 兵庫8区で公明新人の中野洋昌氏(34)が、新党日本前職の田中康夫氏(56)の追い上げをかわし、故冬柴鉄三氏が23年間守った議席を奪還した。「皆さまの真心からの支援のおかげで、冬柴先生のリベンジを果たすことができた」。約300人の支援者を前に、力強くこぶしを突き上げた。

 国土交通相や党幹事長を歴任した冬柴氏から後継者に指名された。国交省を辞職して昨年11月に立候補を表明した直後、冬柴氏が急逝。「弔い合戦」を掲げての組織戦が始まった。

 ただ、支持母体の創価学会内でさえ、冬柴人脈をそのまま継承するのは容易ではなかった。約1年、支援者と対話を繰り返し、尼崎市内に出身者が数万人いるとされる奄美群島にも飛んだ。

 第三極が台頭する状況での選挙戦。長年の協力関係にある自民に加え、日本維新の会からも推薦を受け、盤石の態勢を敷いた。

 だが投開票日の約10日前、公明が候補を立てる関西6小選挙区で「尼崎が最も厳しい」との党の分析結果が出た。公示直前の調査で田中氏に大きく付けていたリードは半分程度に縮まっていた。

 陣営は、公明の組織戦に対する拒否反応で保守票が逃げているとみて、自民の石破茂幹事長や小池百合子元防衛相、甘利明政調会長の来援を働き掛けた。さらに無党派層対策として、維新の橋下徹代表代行や松井一郎幹事長とも街頭に立った。

 同級生から花束を受け取った中野氏は「若い力で国の形を変え、経済を立て直す。教育に力を入れ、災害に強い街にする。尼崎をみんながあこがれ、活気あふれる街にできるよう頑張っていきたい」と充実した表情を見せた。(霍見真一郎)

2012/12/16