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従来の駅名標(中央)を挟むように設置された試行版。メッシュタイプ(手前)は裏側の景色が透ける=JR神戸駅(許可を得て撮影)
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従来の駅名標(中央)を挟むように設置された試行版。メッシュタイプ(手前)は裏側の景色が透ける=JR神戸駅(許可を得て撮影)

 駅のホームに横一列で並ぶ三つの駅名標は、いずれも「神戸」。神戸市中央区のJR神戸駅の上りホームに現れた珍しい風景は、台風など自然災害による落下の危険を小さくするため、軽量化した試行版駅名標の比較設置だ。

 JR西日本によると、従来の駅名標は横180センチ、縦60センチ、厚み17センチ、重さ45キロ。この左右に試行版2種を設置した。一つは高反射材をアルミ複合板に張ったもの、もう一つは金属板に小さな穴を空けたメッシュタイプ。いずれも縦横は同じ大きさだが、従来と異なって内部に照明がなく、厚さ10センチとやや薄い。重さも高反射材のものが28キロ、メッシュタイプが22キロと軽くなった。

 2018年の台風20号では同市垂水区のJR舞子駅で約60キロの案内表示が落下した。試行版駅名標は神戸駅のみで2月21日に設置し、3月19日まで。今後、社員にアンケートして見やすさなどを調べ、導入を検討するという。(秋山亮太)

 

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