2020/4/12 14:43
神戸赤十字病院職員の新型コロナウイルスへの感染が分かり、会見する神戸市の花田裕之健康局担当局長（右）ら＝１２日午後、神戸市役所
神戸市は１２日、神戸赤十字病院（神戸市中央区脇浜海岸通１）に勤務する２０代の女性看護師＝神戸市在住＝の新型コロナウイルス感染を確認したと明らかにした。
同市が１１日に主治医らから感染症発症届を受けた２３人のうちの１人。女性看護師は１１日から入院し、容体は安定している。濃厚接触者はいないという。
同市によると、同病院で女性看護師が日々受け持つ患者の中に、軽症の新型コロナ患者が１～４人ほどいたという。病院内で新型コロナ患者に接触した可能性がある医師や看護師ら約５０人がＰＣＲ検査を受けている。
同病院は女性が勤務していた病棟で入退院を一部制限するが、外来診察やそのほかの入院診療は継続する。病棟の消毒を終えたという。
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