兵庫県内では21日、男女計12人の新型コロナウイルス感染が判明した。このうち神戸市では、区役所職員や市バス運転士、県立尼崎総合医療センター(尼崎市)の診療放射線技師の感染を確認。県内の感染者数の累計は853人になった。
県所管の3人は、宝塚市の60代会社員男性と同市の20代無職男性、三木市の20代会社員男性。姫路市は20代会社員女性を発表した。
神戸市は20~50代の男女8人を発表。中央区役所の20代男性職員は窓口業務はしていなかった。既に区役所内を消毒し、区の業務に影響はない。市バスの50代男性運転手は、運転席がビニールシートで仕切られ、窓も開けているため濃厚接触者はいないとしている。
尼崎総合医療センターの20代男性技師は、患者と接する業務は診察台への乗り降りの介助のみだったいう。センター内の消毒は終え、診療は通常通り続ける。
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