3日に開幕した第103回全国高校野球選手権兵庫大会で、試合中に熱中症とみられる症状で足がつる選手が相次いでいる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年ぶりに開催される今大会は、感染対策と暑さ対策の両立が課題。出場チームや観客に対し、兵庫県高校野球連盟は「試合前から体力を消耗しない工夫を」と注意を促す。
4日に高砂市の高砂球場で行われた試合中、選手4人の足が次々とつった。1人は攻撃中に打席に立てなくなり、仲間におんぶされてベンチへ下がると、そのまま負傷交代。同日、明石市の明石トーカロ球場であった試合でも、先発投手が七回途中で足がつって交代した。先発した投手は試合後、「(暑さで)思っていた以上に体がしんどかった」と打ち明けた。
背景には、コロナ禍で十分な調整ができない事情があるとみられる。
「選手が長時間の練習や試合に慣れていない」と県高野連の高橋滋理事長。公立校は6月21日の緊急事態宣言解除後に練習試合が解禁されたばかりで、月末の土日に約2カ月ぶりの実戦に臨んだチームが大半だ。日々の練習も時間が制限される中、期末考査の日程が重なった学校も。ある高校の監督は「宣言解除後は試験中も練習を積んできたが、試験勉強による睡眠不足があったかもしれない」と話す。
コロナ禍での熱中症予防について行政は指針を示している。兵庫県によると、マスクの着用時は心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇し、体に負担がかかることがあるという。
グラウンドでプレーする選手にマスク着用は義務づけられていないが、長時間炎天下にいることを避けるなど、試合前の時間の過ごし方には注意が必要だ。神戸市によると、マスクで加湿されるため、のどの乾きを感じにくくなるといい、「のどが乾いていなくてもこまめに水分補給を」と注意喚起する。
県高野連も対策に工夫を凝らす。ベンチの控え選手らには「(マスクは)暑いと感じたら外してもよい」と顧問を通じて通達。観客にも場内アナウンスでこまめな水分補給や拍手での応援を求めるほか、5回戦以降は各球場原則1日1試合にするなど、大会日程にもゆとりを持たせた。
9日の大会再開を前に、「各チーム十分な対策をして試合に臨んでほしい」と高橋理事長。観客にも「引き続き協力をお願いしたい」と呼び掛けている。(長江優咲、有島弘記)
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