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緊急事態宣言解除後の兵庫県独自の措置について説明する斎藤元彦知事=28日午後、兵庫県庁(撮影・小谷千穂)
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緊急事態宣言解除後の兵庫県独自の措置について説明する斎藤元彦知事=28日午後、兵庫県庁(撮影・小谷千穂)
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緊急事態宣言解除後の兵庫県独自の措置について説明する斎藤元彦知事=28日午後、兵庫県庁(撮影・小谷千穂)

 兵庫県内でも今月末で新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除され、10月1日以降、一定の条件を満たした飲食店で酒類提供も再開される。感染状況や病床使用率は改善しているが、会見した斎藤元彦知事は「感染再拡大への警戒は必要」と引き続き感染防止に向けた協力を強調した。

 「宣言は全県が対象。リバウンドを抑えるには、県内全域で一律の対応を取る方がいいと判断した」

 感染状況に地域差がある中、10月1日から21日まで県内全域を対策の範囲とした理由について、斎藤知事はこう述べた。

 県によると、県内の飲食店は約2万8千店舗。アクリル板や消毒液の設置、換気の徹底など一定の条件を満たせば「新型コロナ対策適正店認証制度」の認証店とされ、約1万2千店舗が取得済みという。

 県は、認証店には午後9時までの営業時間短縮と午後8時半までの酒類提供を求める一方、認証店以外には、アクリル板の設置などの要件を満たしても1時間の前倒しを要請する。

 斎藤知事は「認証店を増やすことが、ウィズコロナの時代は望ましい」と要請の内容に差を付けたことについて説明した。

 今後、病床使用率などが大幅に改善されれば、21日の期限を待たずに制限を解除する意向も示した斎藤知事。「ワクチン接種が大切。発症や重症化予防のメリットがある。ぜひ積極的に接種してほしい」と呼び掛けた。(紺野大樹)

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