新型コロナウイルス3回目ワクチンの1日100万回接種を進めるため、政府が促す企業や大学での職場接種。兵庫県内では3月から本格化するが、今月18日時点の申請数は75件と前回実施数の3分の2にとどまる。繁忙や卒業、入学シーズンなど人手と場所を確保しにくい時期と重なることが理由とみられ、自治体の負担軽減という効果につながるかどうか懸念される。(高田康夫)
国は接種の加速に向けて今月1日、職場接種の要件を「千人以上」から「500人以上」に緩和。それでも県内では、緩和前の申請数69件(1月28日時点)から6件しか増えていない。
兵庫県ワクチン対策課によると、昨夏の1、2回目の職場接種では計158件、約32万人分の申請があった。ただ政府のワクチン供給が遅れたため、実施したのは計117件、約27万人分。今回は政府が対象人数などを自治体に公表していないことから、同課の担当者は「接種規模を測りかねている」という。
県内ではこれまで、各地の温泉街がこぞって職場接種に取り組んだ。しかし今回、どこも動きは鈍い。
今回見送りを決めた城崎温泉旅館協同組合(豊岡市)は「昨年は夏休みシーズン前に接種を終わらせたくて実施した。今回はカニシーズン中でどこも忙しい」と理由を説明。有馬温泉観光協会(神戸市)も、今回は申請しない。洲本温泉事業協同組合(洲本市)は今回は独自に行わず、洲本商工会議所の接種に加わる。
前回、神戸・ポートアイランドの企業などを対象に実施した神戸医療産業都市推進機構や神戸商工会議所も見送った。担当者は「前回、一気に従業員に接種し、副反応でシフトが組めず、やりくりが大変な企業もあった」と振り返った。
一方、高砂商工会議所や淡路市商工会は実施予定。JA兵庫西(姫路市)は「職員はお客さまと接する機会も多く、今回もできる限り早く打ってもらいたい」と3月中旬に始める。
兵庫県は検討中。前回、一般対象の大規模接種会場で余剰ワクチンが出た際に打てる県職員が少なくなったといい、県職員課は「大規模接種優先、という考えもあり決めかねている」。
卒業、入学シーズンと重なる大学にとっても悩ましい。神戸大は3月中旬から実施するが、「前回ほどの数は打てないだろう。4月以降も新入生を含めどうするか検討が必要」とする。
神戸市看護大や武庫川女子大は「前回と違って自治体の接種体制が整っている」「自治体で打つ方が早い」などとして申請を見送った。
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